梅毒の恐ろしい点は、セックスだけでなく、
オーラルセックス、キス、アナルセックスなどからでも感染することです。
パートナーのかたに移る可能性が十分ある恐ろしい病気です。
感染してしまったら、痛みのないしこりができ、
しこりの中心部が硬く盛り上がります。
他には痛みのないリンパ筋のはれができます。
さらに症状が進行するとピンク色の円形のあざができる、
脱毛症状になるなどの症状が出るようになります。
最悪の場合は、心臓、神経、目などに重い障害が出来てしまい、
日常生活を送るのが難しくなってしまいます。

上記の症状があるというかたは、早急に専門家に診てもらうようにしてください。
注意しないといけないのが、血液検査と感染部分の検査は、
発症してから4週間を経過しないと検査ができないことです。
検査するまでの間にパートナーのかたに感染している可能性があるので、
改めて認識しておいてください。

治療をする際は、「経口合成ペニシリン材」を症状に応じて服用します。
その後に定期的な検査をおこない、完治したか確認していく流れとなっています。
早期発見、早期治療をすることで、治療期間が短くなるとともに、
パートナーのかたに感染することを防ぐことができます。

腎・泌尿器科成田クリニック