トリコモナスは性病の一種であり、他人にも移る可能性があるので、
しっかり検査と治療をしないといけません。
一般的には検査の際には顕微鏡検査でおこなわれます。
この検査をおこなう時には、トリコモナスの治療経験が豊富なかたにお任せすべきです。
発見が難しい病気であり、慣れていないかたにお任せをすると、
見逃してしまう可能性があります。
培養検査という検査方法もありますが、
この方法でも見逃してしまう可能性があるので、
ベテランのかたにお任せすべきです。

投薬治療の際には、メトロニダゾールという成分を含む治療薬を使うのが一般的であり、
フラジールが使われることが一番多いです。
膣に入れる薬もありますが、男性には使用できないとともに、
女性にもあまり効果がないケースが多いので、飲み薬を推奨しています。
妊婦のかたは特に早めに対処をしないといけません。
胎児に影響があるのがトリコモナスであり、
投薬治療をする際には禁酒もしたほうが良いです。

早めに治療をすることにより、
パートナーのかたに移ることがなくなり、
安心して性行為ができるようになります。
何か異常がある際には、すぐに検査をするようにすれば、
パートナーのかたにも迷惑をかけることはなくなります。

腎・泌尿器科成田クリニック