エイズは性行為による感染が一番多く、
特に不特定多数のかたと性行為をしているかたは気をつけなくてはいけません。
機械的な刺激の強い膣や口腔の粘膜は重層ですが、
腸管粘膜は単層であるため、傷つきやすく、
HIVが侵入しやすくなっており、
膣性交よりも感染するリスクが高くなります。

母子感染の場合は、出産時の産道感染や胎内感染などがあり、
妊娠中のかたは胎児がエイズになってしまう可能性があるので、
適切な検査が必要になります。
妊娠初期の段階で、
妊娠中の抗HIV療法や妊娠初期のHIV検査実施による感染診断などを
きちんとおこなうことで母子感染率を1%未満にすることができるので、
おこなうようにしてください。
松原市にある当院でおこなうことができるので、
お気軽に来院してください。

HIVの感染を予防するには必ずコンドームを使用することです。
口腔粘膜から感染するという可能性もあるので、意識しておいてください。
エイズは早期発見することで治療はある程度俸功しますが、
効果は発症前とは明らかに劣ってしまうのが現状です。
エイズを完全に体内から排除できる治療法は今現在ではありませんが、
薬でウイルスの増殖を抑えることで、エイズの発症を抑えることができるので、
治療に前向きになってください。

腎・泌尿器科成田クリニック